形態学の研究室としての特色を生かし、電子顕微鏡および光学顕微鏡観察によるイメージング解析を中心に据えて研究しています。特に、新しいイメージング技術の開発に力を入れており、新たなイメージング技術の創出を通じて、これまで注目されてこなかった生命現象や様々な疾患の病態病因の解明につながる研究を目指しています。
顕微鏡技術に加えて分子生物学・生化学的手法、細胞培養やトランスフェクションなどの細胞生物学的手法を駆使し、脳をはじめとする様々な器官の組織・細胞の構造と機能との関連を明らかにすることを目指しています。
主なテーマは以下のとおりです。
- 抑制性シナプス形成の分子機構の解明
- 自閉スペクトラム症や統合失調症におけるシナプス病態の解明
- 神経回路のコネクトーム解析
- 光‐電子相関顕微鏡法のためのツール開発
- iPS細胞を用いた脳オルガノイド作製技術開発